現役大学生が留年や浪人なしで教員採用試験に一発で受かる方法

 

この記事を書いた人
(ペンネーム)
Hiraku Morishima
プロフィール 教員を4年間経験したのち、フリーライターとしてフィリピン留学&オーストラリアを車旅中!
そんな毎日をブログにつづっています!
ブログ:https://hira-jasorede.hatenablog.com

現役大学生で教員採用試験に合格した経験を公開!

読者のみなさまの中には教員採用試験になかなか受からず長年講師をされている方も少なくないのではないでしょうか。

また教員を目指す現役大学生の中でもどのように教員採用試験に向けて勉強すればいいかわからないという方もいらっしゃるでしょう。

今回はそんな方に向けて、「現役大学生の頃の私が教員採用試験を一発合格した必勝ノウハウ」をお伝えしたいと思います!

面接練習の鬼となれ!

教員採用試験で最も大切なのは面接だと考えてください。

なぜならこれまで私がみてきた中で「勉強はできるけれど全く面接が上手でない」人で受かっているの人はあまりいないからです。
これは十数年前に、筆記試験ばかりを重視した結果「でも・しか教師」と呼ばれる勉強しかできない教師が沢山採用されてしまったからです。

その反動で現在は、面接の成績がかなり重視だれた採用試験が行われています。
だからこそ教員採用試験対策には面接練習をしっかりと行いましょう!

と言っても面接練習をどのようにすればできるのか?そして何をすればいいのか?ここが問題です。
さてその方法を今からご紹介します。

面接練習の仕方

現役大学生ならば「教職課程」を取っている生徒がたくさんいるはずです。

思い切ってその生徒たちを集めてしまいましょう。
大学によってはすでに教職系の勉強会があるかもしれません。

その生徒たち同士で「面接官役」「受験生役」を分け、入室から退室までの流れをひたすら通しまくりましょう。
そしてお互いにいいところをほめ合い、できていないところをアドバイスし合いましょう。

そのようにすることで確実に面接スキルは上がっていきます!

面接練習でこだわるポイント

確実に準備しなければならない応答内容があります。

それは「志望動機」「自己PR」「なぜその県を選んだのか」「教師になってしたいこと」「今の教育の課題」「最近気になっているニュース」です。
これらを完璧に準備しておき、ほかの質問に関してはその場で答えられるようにしておきましょう。

実際に面接練習を行う際は、上記に紹介した6つの質問と突発的な質問を織り交ぜて、いかに柔軟に面接に答えるかを訓練しましょう。

面接練習の注意点

絶対に注意しなければならないのは面接で喋るタイム(長さ)です。

面接が上手くないけれど喋れる人は、よく「喋れば喋るほど存在感がアピールできていい」と勘違いして、長々と喋ります。
しかしそのような人の多くは面接で得点を稼ぐことはできません。

なぜなら長く喋れば喋るほど話の要点が掴みにくくなるからです。
そしてもし面接が集団面接ならば、他の人の時間まで奪っていることになるからです。

この感覚はとても大切です。要点をはっきりと短く。
そして自分の持ち時間を意識する。
これさえ守っておけば大丈夫です。

ちなみに多少緊張して、顔がこわばったりすることは構いません。
そんなことは面接官も気にしません。

筆記試験はテキスト2冊で十分

ちなみに筆記試験対策のテキストは3冊あれば大丈夫です。

一冊は一般教養科目、もう一つは教職教養科目、そして最後は過去問テキストです。
それ以外にたくさん持っていても、一冊一冊をしっかりと網羅してマスターすることが逆にできません。

この3冊をしっかりと読み込んでマスターしたら、あとは最近あったニュースなどを確認しておくことぐらいで十分です。

筆者の教員採用試験前の生活スタイル

私が教員採用試験の勉強を始めたのは大学4年生の4月からでした。重い腰を上げて勉強に取り組みました。

毎日、10時〜13時まで筆記試験の勉強。
13時〜17時まで面接練習や集団討論、模擬授業の練習。
そして17〜22時まで筆記試験の勉強。

と言った感じの生活スタイルでした。これで私は京都府と東京都の中学校の教員採用試験に合格できました。

一見、ストイックに見えますが面接練習などの時間帯は教員を目指す仲間達がたくさんいましたのでとても楽しい生活でした。
やっぱり同じ目標に向かって切磋琢磨できる仲間が周りにいることはとても大切です。

今年の教員採用試験はもうそろそろ結果が出ている頃でしょう。
そしてそれに合わせてやる気のある教員志望の方はそろそろ動き出す頃だと思います。

そんな時は教員を目指す同志たちで集まって、集団戦の気持ちで教員採用試験に向かいましょう!